ジュラシックワールド炎の王国ネタバレあり。正直ジュラシック系って結局何系?
ジュラシックワールド炎の王国は前作のジュラシックパークがあった島の話になります。冒頭からジュラシックパークでみたことのある顔がでてきます。
崩壊したジュラシックパークより遺伝操作により誕生した、恐竜を世界各国の武器商人をはじめとしたバイヤーへの販売。そして恐竜の逃亡により世界に恐竜を放ってしまうというストーリー。
世界に恐竜を逃がしてしまうまでには、人間模様や金銭がらみツタのように絡み合っています。人の欲望は業が深いことがうかがい知れる内容となっていました。
炎の王国とは?なんぞやと考えてみたが、ジュラシックパークのあった島が噴火により存亡の危機にあるという設定。そこから恐竜たちを世界のバイヤーへ売り払うため移送を行い本国へ連れてしまう。
正直な感想をすれば、ジュラシックパークの迫力がだいぶ損なわれて人間関係にスポットがあたったと感じる内容でした。
恐竜好きというよりは、恐竜=クローン=遺伝子操作=人間といった遺伝子操作の発達に伴う世界的な影響や今後の社会のモラル性などが問われているように感じた。そこの根底にあるのが、お金という具体的な人の欲ににつながるものではなかろうか。
遺伝子操作は、人の社会にはきっと不死の病や突然の事故による人体の損傷の回復。多くのメリットも。ただしこれは遺伝子操作の一面だけを見たもので、有効性を多面的な方向へ利用することで、戦争の転用へも容易なことは想像できる。
その一つが人の意思を理解し、指示にしたがうことができる獰猛かつ強力な兵士がいれば戦争そのものが変容し、兵士が戦地へ向かうこともないという大きな転換期となりえどの国も導入したいものでしょう。
ただし行き過ぎた場合どうなるのでしょう?
- 殺人
- 強盗
- 麻薬
考え始めれば切りがないほど想像できます。
もしもその兵士といえたクローンが反旗を翻したら?
人は滅びクローンが全盛。その末は・・・?
人が作り出しもので、人が滅びる。
なんとも因果を感じますね。
そんな映画でした。